はじめに
皆さんこんにちは、こんばんは。
最近始めた趣味で、ようやくランドセル型リュックの作成が終わったオペル(opel)です。

このリュック、デザインから型紙まですべて自分で考えて作成しました。
なんと金具以外はすべて本革ですw
現在、メルカリとminne(ミンネ)というアプリで、自作した財布などを販売しています。
興味のある方は、よければのぞいてみてくださいw
…と、宣伝はこのくらいにして。
今回はバイクの保険について書いていこうと思います。
バイクの保険、ちゃんと入っていますか?
皆さんは、バイクの保険に入っていますか?
車と同じく、バイクにも
- 自賠責保険
- 任意保険
の2種類があります。
自賠責保険は加入が義務付けられていますが、
任意保険はその名の通り「任意」です。
そのため、もしかすると
「自賠責だけで乗っている」
という方もいるのではないでしょうか。
ですが、バイクに乗る以上、任意保険は必ず入るべきものだと、私は思っています。
- 「お金がない」
- 「手続きが面倒」
そういった理由で任意保険に入らないのは、
事故を起こす可能性、そして事故に巻き込まれる可能性を考えると、
絶対におすすめできません。
自賠責保険だけでは足りない理由
まず知っておいてほしいのが、
自賠責保険は「相手のケガ」しか補償されないという点です。
しかも、補償額には上限があります。
- 死亡:最大3,000万円
- 後遺障害:最大4,000万円
- 傷害:最大120万円
一見すると大きな金額に見えますが、
実際の事故では、これを簡単に超えてしまうケースも珍しくありません。
さらに、
- 相手の車やバイクの修理代
- 相手の物(ガードレール・建物など)
- 自分自身のケガ
- 自分のバイクの修理費
これらは、自賠責では一切カバーされません。
北海道で実際に起きた「任意保険未加入」の事故

バイク事故の怖さを象徴するような出来事が、2020年10月、北海道新十津川町で起きました。
見通しの良い直線道路で、大型バイクが前方のトラックを追い越そうと対向車線にはみ出し、
対向してきた小型バイクと正面衝突。
被害者となったライダー(50代)は命を落としました。
さらに深刻だったのは、加害者側のバイクが任意保険に加入していなかったことです。
加入していたのは、法律で義務付けられた自賠責保険のみ。
しかし自賠責は対人補償に限られ、補償額にも上限があります。
死亡事故の場合でも最大3,000万円まで。
現実には、遺族への補償や逸失利益、葬儀費用などを含めると、
賠償額がそれを大きく超えるケースがほとんどです。
この事故では、加害者の過失が大きいと判断され、異例の実刑判決が下されました。
しかし任意保険に入っていなかったことで、被害者遺族は十分な補償を受けられず、
緊急搬送時の費用600万円以上に対して、支払われたのは約20万円だったそうです。
現在、加害者側からその後の支払いがあったのかは調べた限り分かりませんでしたが、
残された遺族の方の心情を思うと、他人事には思えません。
任意保険に入っていないとどうなるか
上記の例のように、もし任意保険に入っていない状態で事故を起こしてしまった場合、自賠責で足りない分はすべて自己負担になります。
数十万で済めばまだいいですが、事故の内容によっては数百万円、数千万円になることもあります。
正直なところ、「一括で払えますか?」と聞かれて、即答できる人はほとんどいないと思います。
バイクは楽しい乗り物ですが、同時に生身で乗る危険な乗り物でもあります。
だからこそ、万が一のときに「保険に入っていてよかった」と思える準備をしておくことが大切だと感じています。
私が任意保険に入っている理由
私自身、「事故なんて起こさないだろう」と思って、保険に入るか悩んでいた時期もありました。
ですが、バイクに乗っていると、自分がどれだけ気をつけていても、相手の不注意で事故に巻き込まれる可能性があります。
実際に、
駐車場から突然飛び出してきた車とぶつかりそうになったこともありますし、
右折する車にぶつけられそうになったこと、
急な車線変更でヒヤッとしたこともありました。
そう考えたときに、
保険は自分を守るためだけでなく、相手を守るためのもの
だと思うようになりました。
月々数千円で、最悪の事態から自分の生活を守れるのであれば、決して高いものではないと感じています。
まとめ

バイク保険は「入らなくてもいいもの」ではなく、「入っておくべきもの」です。
事故は起こしたくて起こすものではありません。
だからこそ、起きてしまったときに後悔しない選択をしておくことが大切だと思います。
これからバイクに乗る方も、すでに乗っている方も、一度ご自身の保険内容を見直してみてはいかがでしょうか。