レザークラフトの道具、安物と高い物で何が違う?

安物と高いものの違い

皆さんこんにちは。
転職が決まったオペルです。

北海道の札幌市へ越してきて早10年目…

札幌から片田舎へ転職です。

ちょっと今月、来月ともに忙しくなるので、いつも遅いブログ更新がさらに遅くなります。
ご容赦を…

さて、以前から「安いクラフトキットは買わないほうがいい。」とブログ内で書いておりましたが、安物と高い物の違いを書いたことがなかった気がするので、今回はそちらについて私の考えを説明していきます。

使い勝手の違い

まず最初に使い勝手の違いです。

私自身、レザークラフトを始めた当初はAmazonで5,000円程度の初心者向けクラフトキットを購入しました。

「とりあえず一式そろっているの買っておけばいいか!!」

と思っていたのですが、結局ほとんどの道具を買い替えることになりました。

安い道具でもレザークラフト自体はできます。

ただ、ある程度良い道具を使うようになってから感じたのが、

「同じ作業なのに、こんなに違うの?」

ということでした。

例えば穴をあけるハトメ抜き。

最初は革に穴をあけることができていたのですが、数カ月使うだけで切れ味が落ち、穴が開かなくなってしまいました…

安売りされているものはセットで1,000円のものもありますが、何度も買いなおすと余計にお金と手間がかかってしまいます。

一方切れ味の良い物であれば、長く使うことができるため結果的に余計な出費を抑えることができます。

もちろん作品の仕上がりにも影響します。

きれいに穴が開いているものと、穴がガタガタのもの、どちらを使いたいかは想像できますよね。

高い道具を使えば作品が綺麗になる?

では、高い道具を使えば誰でも綺麗な作品を作れるのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

1万円の革包丁を買ったからといって、次の日から職人になれるわけではありません(笑)

結局のところ、綺麗な作品を作るために一番大切なのは技術です。

ただし、良い道具はその技術を助けてくれます。

例えば菱目打ちであれば、刃の形状や間隔が整っているものほど、均一な縫い穴を開けやすくなります。

革包丁やカッターなら、切れ味が良いほど狙った場所を正確に裁断しやすくなります。

つまり、

「高い道具=作品が上手になる」ではなく、「良い道具=失敗しにくくなる」

というのが、私が実際に使って感じた違いです。

安い道具でも十分なものはある

ここまで読むと、

「じゃあ最初から全部高い道具を買わないとダメなの?」

と思うかもしれません。

ですが、そんなことはありません。

私自身、現在でも100均で購入した道具を普通に使っています。

以前のブログでも紹介しましたが、例えば、

  • カッターマット
  • 定規
  • 縫い針
  • デザインカッター
  • 小物を収納するケース

など。

こういった道具は、安いものでも十分使えると思います。

特にカッターマット。

私はダイソーで購入したものを長いこと使っていますが、

「高いカッターマットに変えたら作品のクオリティが爆上がりした!」

なんてことは恐らくありません(笑)

問題なく使えているので、壊れるまではこのまま使う予定です。

このように、レザークラフトの道具は何でも高いものを買えばいいというわけではありません。

個人的にお金をかけた方がいいと思う道具

反対に、私が「これはある程度ちゃんとしたものを買った方がいい」と思うのが、革に直接作用する道具です。

例えば、

  • 革包丁
  • 菱目打ち
  • ハトメ抜き
  • ヘリ落とし

などです。

これらは道具そのものの精度や切れ味が、作品の仕上がりに影響しやすいからです。

革包丁もうまく革が切れなければ折角の革が台無しになってしまうこともあります。

特にヘリ落としは、安いものから少し良いものに変えたときに違いを感じやすい道具だと思います。

切れ味が悪いものだと革に引っ掛かったり、途中で止まったりしてしまいます。

綺麗に仕上げようとしているのに、道具のせいで革を傷つけてしまったら悲しいですよね。

「自分が下手なのかな?」

と思っていたものが、道具を変えたらあっさり解決することもあります。

初心者キットはダメなの?

では、私が以前からおすすめしていない「安い初心者向けクラフトキット」はどうなのでしょうか。

初心者キットそのものが悪いとは思いません。

一つの商品を購入するだけで必要な道具が一通り揃うので、

「とにかく一度レザークラフトをやってみたい」

という人には便利です。

ただ、長くレザークラフトを続けるつもりなら、個人的には必要な道具を一つずつ揃えることをおすすめします。

私の場合、最初に購入したキットの中にも現在まで使っている道具はあります。

ですがほとんどの道具は結局買い直しました。

安く済ませようと思って5,000円のキットを買ったのに、その後に道具を買い直していたら、

「最初からこっち買っておけばよかったじゃん……」

となります(笑)

これはレザークラフトを始めた頃の私に教えてあげたいことの一つです。

以前から紹介していますが、以下のレザークラフトキットが信頼できるのでお勧めです。

最初から高級品を買う必要もない

とはいえ、初心者がいきなり何万円もする道具を揃える必要はないと思います。

レザークラフトを続けるかどうかも分からない状態で、高級な道具を大量に購入するのはそれこそ大きな出費です。

私がおすすめするのは、

「安くても問題ないものは安く、仕上がりに影響するものには少しお金をかける」

という揃え方です。

そしてレザークラフトを続けていく中で、

「この道具はもっと良いものが欲しいな」

と思ったときに買い替えていけばいいと思います。

私自身もそうやって少しずつ道具を増やしてきました。

一気に全部揃える必要はありません。

むしろ新しい道具を少しずつ買い足していくのも、レザークラフトの楽しみの一つだったりします。

……気が付いたら工具箱がパンパンになっていますが(笑)

まとめ

レザークラフトの安い道具と高い道具の違いは、単純に値段だけではありません。

切れ味や精度、作業のしやすさなどに違いがあり、道具によっては作品の仕上がりにも影響します。

ただし、

「高い道具を揃えれば上手な作品が作れる」

というわけでもありません。

安いものでも十分使える道具はありますし、最終的には作る人の技術も必要です。

そのため初心者の方は、最初からすべて高級品で揃えるのではなく、

安くても十分なものは安く揃え、革包丁や菱目打ちなど仕上がりに影響しやすいものには少しお金をかける。

そんな道具の選び方がおすすめです。

私のように「安く済ませよう!」と初心者キットを購入して、その後ほとんど買い直すことにならないようにしてください(笑)

道具選びも含めて、レザークラフトを楽しんでいきましょう。