レザークラフトの初期投資を抑えたい
レザークラフトを始めようと思っても、初期費用が気になってなかなか手を出せない方も多いのではないでしょうか。
レザークラフトは比較的道具の多い趣味です。必要な道具を一式揃えようとすると、数千円から1万円以上かかることも珍しくありません。
中には「100均で道具をそろえられないのか?」と考える方もいると思います。
今回は100均でレザークラフトを始められるのか、始められるとしてどんな道具が売られているのかを紹介していきたいと思います。

「100均だけ」で本格的なレザークラフトを始めることは難しい
結論から言うと、100均の道具だけでレザークラフトを始めるのは難しいです。
理由は「必要な道具が100均に置かれていない」からです。
それではまず100均で揃えることができる道具を紹介していきます。
100均で揃えられる道具
カッターマット
カッターマットはダイソーやセリアなどの100均で購入できます。比較的小さな店舗でも取り扱いがあることが多いです。
私も実際ダイソーで購入したカッターマットを半年以上使用していますが、特に問題なく使用することができています。

カッター(デザインカッター)
革や型紙を裁断するのに使用するカッターも100均で購入可能です。
替刃も売られていることがあり、切れ味が悪くなっても刃を交換することで切れ味を保てるので、刃を研ぐ必要もなく初心者でも革の裁断ができると思います。

縫い針
縫い針も100均で購入可能です。
こちらはレザークラフト用のものがダイソーで販売されています。
私も安いのでダイソーのものを愛用しています。
ただ針の太さがレザークラフト用品専門店のものと比べるとやや太いのが特徴。
ちょっと縫いにくいと感じるかもしれませんが、問題なく使用できます。
縫い糸
一応糸も販売されています。
ただこちらは専用糸ではなく布用のものになるので、ロウビキ作業が必要になります。
素材も麻糸ではない為、耐久度に不安が残りますが、一応使用できます。
そろわないものが多すぎる
今まで100均で揃えられるものを上げてきましたが、レザークラフトで一番大事なものがありませんよね?
次は100均で揃えられないものを上げていきます。
100均では販売されていないもの
ヌメ革(レザー)
レザークラフトで一番大事なものは、なんといってもヌメ革です。
これを100均で購入することはできません。
過去にダイソーで革が販売されていたこともありましたが、2026年現在では販売されていません。
恐らく期間限定のようなものだったのかなと感じています。
以前も紹介しましたが、私は以下の革を使って作品を作っています。
染色しないという方はこちらが口コミもよくておすすめです。
菱目打ち
菱目打ちもダイソーでは販売されていません。
目打ちは販売されていますが、菱目打ちとは似て非なるものであり、きれいな縫い跡にするには菱目打ちが欠かせません。
菱目打ちで作った作品は縫い跡も綺麗なので是非しっかりした菱目打ちで作品を作ってみてほしいです。
ゴム板
ゴム板は菱目打ちを打ち込む際に下敷きのように使用します。
これがないと菱目打ちの刃を傷めてしまったり、きれいに穴を開けられなかったりするため、作品の仕上がりにも大きく影響します。
目立たない道具ですが、レザークラフトには欠かせないアイテムです。
これも100均では販売されておらず、代わりになりそうなものも見当たりませんでした。
木槌
木槌とは木のハンマーです。
鉄のハンマーも使えるといえば使えますが、打ち込んだ時の音が大きく、また打ち込んだ時に菱目打ちやハトメ抜きが壊れてしまう可能性もあるため、木槌をお勧めしています。
これも100均にはありません。
トコノール
革の床面やコバを磨くためのアイテムです。
こちらを使うことで作品の仕上がりが全然違います。
探してみたのですが、トコノールの代わりになりそうなものを100均で見つけることはできませんでした。
SNSなどでは代用品として木工用ボンドや洗濯糊を使う方法も紹介されていますが、作品の仕上がりに直結する部分なので、初心者の方にはトコノールを使用することをおすすめします。
最低限必要な予算は?
ここまで紹介してきたように、100均で揃えられる道具もありますが、どうしても専門店で購入しなければならないものがあります。
私の感覚では、レザークラフトを始めるために最低でも3,000円~5,000円ほどは必要になります。
- 菱目打ち:500円~1500円
- ゴム板:500円~800円
- 木槌:500円前後
- ヌメ革:1000円~1500円
- トコノール:1000円前後
すべてを高価なもので揃える必要はありません。初心者のうちは安価な道具でも十分に作品を作ることができます。
100均を活用するのは大アリ!
「100均だけで始める」のは難しいですが、「100均を上手に活用する」のは非常におすすめです。
実際、私自身も現在でもダイソーのカッターマットや縫い針を使用しています。
レザークラフト用品専門店の道具は品質が高い反面、価格も高くなりがちです。初心者のうちは、まず安価な道具で始めてみて、「もっと良いものが欲しい」と感じたタイミングで買い替えていけば十分です。
最初から高価な道具を揃える必要はありません。

まとめ
結論として、100均だけでレザークラフトを始めることは難しいですが、必要な道具の一部は100均で十分揃えることができます。
初期投資を抑えたい方は、100均の商品を上手に活用し、専門店でしか購入できないものだけを揃えるのがおすすめです。
レザークラフトは、一度道具を揃えてしまえば長く楽しめる趣味でもあります。
まずは小さな作品から作ってみて、革が持つ魅力や経年変化をぜひ楽しんでみてください。