炭鉱の町ならではのソフトクリーム。道の駅「夕張メロード」

炭鉱の町、そして日本初財政破綻の町、夕張

皆さんこんにちは、こんばんは。
新しい機能追加に頭を悩ませているオペルです。

明日には、このブログサイトに新しい機能を追加予定です!
記事の検索が少しラクになると思うので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

さて、今回も恒例の「道の駅ソフトクリーム紹介」です。
本日は、かつて炭鉱の町として栄え、そして財政破綻という苦難も経験した北海道・夕張市の道の駅「夕張メロード」で販売されているソフトクリームをご紹介します。

夕張市(ゆうばりし)は、北海道の中西部にある小さな市です。
かつては石炭産業で大いに栄えましたが、炭鉱の閉鎖とともに人口が減少し、2007年には日本で初めての財政破綻を経験しました。

それでも今、夕張は観光や地域振興に力を入れ、再生に向けて奮闘しています。
名産品の夕張メロンは全国的にも有名ですよね。

過去には、「バリバリ、夕張!!」という印象的なキャッチフレーズで知られた石炭の歴史村というテーマパークがあり、さらにロボット大科学館では12m級の巨大ロボットの展示もあったそうです。実際に私も何度か子供のころに足を運んでいた記憶があります。
当時は多くの観光客で賑わっていましたが、残念ながら今はどちらも閉園してしまいました。

現在も完全な復活とは言えませんが、夕張市は近い将来、財政再建計画を完了し、借金を完済する見込みとのことです。
新たな観光資源や取り組みにも期待が高まっています。

これからも応援したい町ですね、夕張。

バリバリ、夕張メロード!!

さて、本題の夕張メロードで販売されているソフトクリームを紹介していきましょう。
夕張といえばやはり夕張メロン。ソフトクリームも夕張メロンを原材料にしたフレーバーが販売されています。

夕張メロンソフトは道の駅内の売店でも、道の駅の外の売店でも購入することが可能です。
私は外の売店で購入することが多いですね。
写真の後ろには夕張のマスコットキャラクター「メロン熊」が虎視眈々と夕張メロンソフトを狙っています…

今回紹介したいソフトクリームは、夕張メロンソフトではなく、道の駅内の売店で販売されている「炭ころソフト」です。

以前食べたことがあったのですが、前回から何年も夕張メロンソフトしか食べていなかったため、久しぶりにこちらのソフトクリームを食べてきたので、こちらを紹介させていただきます。

画像のように売店前にはのぼりがあり、購入する場所を間違えないでいいのは便利ですね。
店内にイートインスペースがあるのですが、休日は人が大勢いて利用できないこともあるので、利用できるときはラッキーですね。
この時にはすべて席が埋まっており、外のテーブルで食べました。

「炭ころソフト」以外に「バリバリバニラ」「バリバリ夕張メロン」味があり、やはりキャッチフレーズで有名な「バリバリ」という言葉を使っているのに、かつての夕張を取り戻したいという気概が垣間見えます。
今回紹介する「炭ころソフト」を含め、メイプルコーンの場合は価格は400円(2025/7月時点)です。

値段を確認したところでさっそく注文。

…なんだか、サンプルとちょっと違うような?

以前食べたときには、のぼりに書いてあったり、見本と同じ黒いゼリーのようなものがかかっていたような記憶があるのですが、今回提供されたソフトクリームにはコーヒーの氷が乗っていました。
提供内容が変更されたのでしょうか? それとも、もともとこうだったのかな…?

この氷、単体で食べてみると「濃いコーヒー」というよりは、やや薄めの味わい
クリームと一緒に食べてみても、コーヒーの風味があまり感じられず、正直なところクリームの味に負けてしまっている印象でした。

また、ソフトクリーム自体も、なめらかな生クリーム系というよりは、ラクトアイスに近い粒感のあるタイプ
特別感というより、コンビニなどでも食べられそうな雰囲気です。
「おいしいことはおいしいけど、夕張まで来て食べる価値があるか…?」とちょっと考えてしまいました。

ただし!
夕張メロンソフトについては、やっぱり特産品だけあって別格。
夕張メロン特有の濃厚な甘みと、普通のメロンとは違う赤肉メロンならではの香りと味わいがしっかり楽しめて、こちらは本当におすすめできます。

まとめ

かつて炭鉱で栄え、「バリバリ、夕張!!」という元気なキャッチフレーズが似合っていたこの町は、テーマパークやロボット博物館など、多くの夢と活気にあふれていました。

ロボット大科学館に展示されていた巨大ロボット、今でははっきりとは覚えていないけれど、子ども心に「未来」を感じたあの存在は、とても印象に残っています。
あの頃の夕張のように、もう一度、ワクワクするような未来を見せてくれる場所として復活してほしいなと思います。

それでは次回また投稿していくので、お楽しみに。