快晴の野付半島と隠れ絶景「風連湖公園線」|斜里町立知床博物館も訪問

本格的に冬ですね…

皆さんこんにちは、こんばんは。
冬用の衣類に衣替えをしたオペルです。
日中も肌寒さを感じるようになり、本格的に秋から冬へと移り変わっていることを実感します。
ツーリングの服装も考えちゃいますね。

今回は前回の続きとして、もう一つの半島「風連湖公園線」ツーリングの様子と、斜里町立知床博物館の感想をお届けします。

隠れた穴場!?風連湖公園線へ

「風連湖公園線」は、野付半島の入口から国道244号線を南下し、およそ30kmほどで到着する半島です。
半島に入るとほぼ直線の道が続き、原生花園と海に挟まれた細長い陸地を走ります。先へ進むほど道はさらに細くなり、周囲は地平線と水平線だけという開放感あふれる景色に変わっていきます。

私はオートバイ専用の地図アプリを使っており、そこにおすすめツーリングコースとして紹介されていたので、この機会に走ってみることにしました。

アプリで紹介されるくらいだから車通りも多いのかと思いきや、野付半島の知名度の高さのせいか、こちらはまったく車の姿を見かけません。
途中、「道を間違えたのでは?」と不安になり、アプリを何度か確認したほどですw

実際に風連湖公園線へ入ると、最初は片側一車線のごく普通の道路でしたが、半島の奥へ進むにつれ道幅はどんどん狭まり、最後には中央線のない1.5車線ほどの道に。
車通りが一切なかったので、写真も好きな場所で落ち着いて撮影することができましたw

地域の歴史が満載!!斜里町立知床博物館

風連湖公園線を走り終え、そのまま来た道を引き返す形で斜里町へ戻り、その足で「斜里町立知床博物館」へ。
名前の通り知床の歴史や自然をテーマにした博物館で、知床の成り立ちから動植物、人々の暮らしまで幅広く展示物があり学ぶことができます。
入場料は大人300円でした。

展示は大きく分けて「自然」「歴史」「民俗」の3つ。
遺跡から発掘された縄文時代の土器が展示されていたり、昔の暮らしがわかる展示も多くありました。
その中でも目を引いたのが動物の展示で、触れるイトウのレプリカ模型があったり、クジラやクマ、エゾシカや親指サイズのネズミの標本が展示されていたりと、博物館、記念館好きの私は大変楽しく過ごさせていただきました。

こちらも楽しめる姉妹町友好都市交流記念館!!

また、博物館とは別に「姉妹町友好都市交流記念館」という建物が隣接しており、知床博物館の入場料を払えばこちらも見学することができます。

内容としては、斜里町が友好都市として提携している 沖縄県竹富町青森県弘前市 に関する展示。両地域の文化を象徴する品々が並んでおり、北海道にいながら南と北の文化に触れられるのが面白いところです。

中でもひときわ目を引いたのは、展示コーナーに入る前から存在感を放っていた 赤瓦民家の再現。独特の雰囲気を持つ建物で、「将来こんな家で隠居できたらいいな…」とつい想像してしまうほどでした。
さらに、弘前市からは実際に使われた ねぷた が展示されており、その迫力に圧倒されました。

こちらも見応えがあり、博物館とあわせて訪れることでより充実した時間を過ごすことができます。

斜里のツーリングを終えて

今回のツーリングでは、野付半島に続いて「風連湖公園線」という隠れた絶景ルートを走り、さらに斜里町立知床博物館と姉妹町友好都市交流記念館を訪れることができました。
自然だけでなく、地域の文化や歴史にも触れることができ、とても充実した一日となりました。

知床エリアはどうしても「世界遺産」や「大自然」のイメージが強いですが、町の歴史や人とのつながりを感じられる場所も多く、旅の楽しみがぐっと広がると実感しました。

次回は、2日目の夜の様子と、3日目の自宅までの北区の様子を紹介できればと思いますので、乞うご期待ですよ!!