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意外と大事な糸選び。選び方を間違えると後悔します。
レザークラフトで革小物や財布を作る時に欠かせない材料のひとつが「ロウ引き糸」です。
しかし、初めて革を縫う場合、
「どの太さの糸を選べばいいのか分からない」
「ロウ引き糸と普通の糸の違いは?」
「糸の色は革に合わせた方がいい?」
「縫っている途中で糸が毛羽立ってしまう」
など、糸選びで迷うことがあります。
ロウ引き糸は革作品の見た目や耐久性にも大きく影響する重要なパーツです。
この記事では、レザークラフト初心者向けにロウ引き糸の特徴、選び方、使い方について解説します。
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ロウ引き糸とは?
ロウ引き糸とは、糸の表面にロウ(ワックス)を染み込ませた革用の縫い糸です。
ロウを含ませることで、
・糸にコシが出る
・針穴に通しやすくなる
・毛羽立ちを抑えられる
・革との摩擦に強くなる
という特徴があります。
レザークラフトでは、財布、キーケース、バッグ、ベルトなど幅広い革製品に使用されています。

ロウ引き糸を使うメリット
1. 縫いやすくなる
ロウ引き糸は適度な硬さがあるため、手縫いで革を縫う時に扱いやすいです。
糸が柔らかすぎると、
・ねじれる
・絡まる
・針穴に通しにくい
といった問題が起きます。
意図が途中でねじれてしまうと、その部分だけ安っぽくなってしまい作品の完成度も下がってしまいます。
初心者の場合は、最初からロウ引き糸を使うことで作業しやすくなります。
2. 革作品の強度が上がる
革小物は毎日使うため、縫い目の耐久性は重要です。
ロウ引き糸は摩擦に強く、通常の糸より革製品との相性が良いです。
特に、
・財布
・キーケース
・ベルト
など頻繁に力がかかる作品では、丈夫な糸を選ぶことが大切です。
3. 縫い目がきれいに見える
レザークラフトでは、縫い目も作品のデザインの一部になります。
太めの糸を使えば、
・手作り感が出る
・無骨な雰囲気になる
・革の存在感が強くなる

細めの糸を使えば、
・上品な印象になる
・スッキリした仕上がりになる
など、作品の雰囲気を変えることができます。

ロウ引き糸の太さの選び方
ロウ引き糸にはさまざまな太さがあります。
用途によって選ぶことが重要です。
細め(約0.5mm前後)
おすすめ:
・小型財布
・カードケース
・薄い革小物
特徴:
繊細で上品な仕上がりになります。
細かいデザインや高級感を出したい場合に向いています。
標準(約0.8mm前後)
おすすめ:
・トラッカーウォレット
・キーケース
・一般的な革小物
レザークラフトでは最も使いやすい太さです。
耐久性と見た目のバランスが良く、初心者にもおすすめです。
太め(約1.0mm以上)
おすすめ:
・バッグ
・ベルト
・厚い革を使った作品
存在感のある縫い目になります。
無骨な革製品やヴィンテージ風の雰囲気を出したい場合に向いています。
私は主に0.8㎜と1.0㎜の糸を使用しています。
革の厚みに合わせた糸選び
革の厚みに対して糸が太すぎると、縫い目だけが目立ってしまいます。
逆に糸が細すぎると、革の厚みに負けてしまいます。
目安として、
薄い革(1mm前後)
→ 細めの糸
2mm前後の革
→ 0.8mm程度
厚い革(3mm以上)
→ 太めの糸
を選ぶとバランスが取りやすいです。
私は主に細めの糸と太めの糸しか使っていません。
好きなのでw
ロウ引き糸の色の選び方
糸の色は作品の印象を大きく変えます。
革と同系色
革と近い色の糸を選ぶと、
・落ち着いた印象
・高級感
・統一感
が出ます。

あえて違う色を選ぶ
革と反対色の糸を使うと、
・縫い目がアクセントになる
・手作り感が強くなる
・デザイン性が出る
というメリットがあります。
例えば、
黒い革 × 白い糸
茶色の革 × ターコイズ系の糸
などは縫い目が映えます。
私は大人っぽい印象の財布には同系色を、女性や子供でも使いやすい、おしゃれな財布には反対色を選ぶように作品を作っています。

ロウ引き糸の使い方
1. 必要な長さにカットする
手縫いの場合、糸が短すぎると途中で足りなくなります。
目安としては、
縫う距離の約3〜4倍
程度の長さを取ると作業しやすいです。
縫い目が少ないものについては、4倍では短すぎることがあるので、縫い目が5㎝ほどしかないものについては5倍~6倍の蝋引き糸を使うようにしています。
2. 針に糸を固定する
革の手縫いでは、両端に針を付けて縫う方法が一般的です。
糸を針穴に通した後、糸を絡めて抜けにくくします。
3. 縫う前に糸を整える
ロウ引き糸は使用中にねじれたり、くっついてしまうことがあります。
縫う前に軽く伸ばしたり、指でしごいて整えるときれいな縫い目になります。
ロウ引き糸を使う時の注意点
ロウが多すぎる場合
市販のロウ引き糸でも、商品によってロウの量には差があります。
ロウが多すぎると、
・ベタつく
・ホコリが付きやすい
・仕上がりが白っぽくなる
場合があります。
仕上がりが白っぽくなっても、使い続けることで白っぽさはなくなります。
毛羽立ちが気になる場合
縫製後に糸の毛羽立ちが気になる場合は、
・指で軽く押さえる
・摩擦でロウを馴染ませる
・必要に応じて糸処理する
ことで整えることができます。
まとめ|ロウ引き糸は革作品の印象を左右する重要な材料
ロウ引き糸は、革を丈夫につなぐだけではなく、作品の雰囲気を決める大切なパーツです。
選ぶ時は、
・革の厚み
・作品の用途
・糸の太さ
・革との色合わせ
を意識すると、仕上がりが大きく変わります。
初心者の場合は、まず0.8mm程度のロウ引き糸から始めると、財布や革小物など幅広い作品に使いやすいです。
革や糸の組み合わせを楽しみながら、自分だけの革作品作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
それではまた次回。