レザークラフトを半年続けたらどこまで作れるようになった?

どれくらい続ければうまくなるの?

皆さんこんにちは。

8月も中旬に入り、北海道では少しずつ日の入りが早くなってきましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

私も仕事の待機期間が明け、朝から晩まで働く日々に戻りました。

以前のように好きなだけ革を触ることはできなくなりましたが、それでも時間を見つけてレザークラフトは続けています。

さて、レザークラフトを始めると、

「どれくらい続ければ、うまく作れるようになるんだろう?」

と思うことはありませんか?

SNSを見ると、とんでもなく綺麗な財布を作っている人がゴロゴロいます。

「同じ人間が作ってるんだよな……?」

と思うような作品もあります(笑)

ですが、そんな人たちも最初から綺麗な作品を作れたわけではないはずです。

レザークラフトに限った話ではありませんが、もの作りは作れば作るほど少しずつ上達していきます。

では、実際にどのくらい作れば「人に見せても恥ずかしくない」と思えるくらいになるのでしょうか?

今回はレザークラフトを始めてもうすぐ1年になる私が、実際に続けてみて感じたことをお話しします。

初めて作った作品はどんな感じ?

私自身、レザークラフトを始めて、あと2カ月ほどでちょうど1年になります。

初めて作った作品は、以前にも何度か紹介しているランドセル型のリュックでした。

普通なら最初はキーケースとかカードケースあたりから始める人が多いんじゃないでしょうか?

そんな中なぜ初心者がいきなりリュックを作ろうと思ったのか。

今考えてもよく分かりません(笑)

当時は革についての知識もほとんどなく、

「タンニン鞣し?オイルレザー?なんか良さそう!」

くらいの状態。

結局、ヤフオクで安く販売されていたタンニン鞣しのオイルレザーを購入し、型紙作りから裁断、縫製まですべて一から挑戦しました。

そして約1カ月。

試行錯誤の末、なんとかランドセル型リュックが完成しましたw

初めての作品としては、縫い目や裁断も思っていたより綺麗にできていて、当時の自分としては80点くらいあげてもいい出来だったと思います。

……ただし、現在はあまり使っていません。

理由は単純明快、

ちょっと使いづらかった(笑)

見た目ばかり考えて、実際に使ったときのことまで十分に考えられていなかったんですね。
開けた時の蓋の下がり具合とか、全然計算していませんでしたw

これが残り20点です。

でも、この失敗がかなり勉強になりました。

「作れる」と「使いやすい」は別物。

今財布などを作るときにサイズや収納方法を考えるようになったのも、最初のリュックで失敗した経験があったからだと思います。

どれくらい作ればうまくなる?

では、どれくらい作品を作ればレザークラフトは上達するのでしょうか?

これは完全に私の感覚ですが、ある程度の頻度で作品を作り続ければ、1カ月でもかなり変わると思います。

例えば2日に1つ、小さな革小物を作ったとします。

1カ月なら約15個です。

15回も作品を作れば、最初の作品と15個目ではかなり違いが出てくるはずです。

なぜなら、レザークラフトには多くの作品で共通して使う基本的な工程があるから。

  • 縫い代を決める
  • 革を裁断する
  • 菱目打ちで穴を開ける
  • 糸で縫う
  • コバを仕上げる

例えば最初の作品で、

「菱目打ちがずれた……。」

となったとします。

すると次は、

「革に対して真っすぐ持った方がいいのかな?」

と考えます。

次は裁断で失敗して、

「定規が動いた!革まで切った!」

となる。

そして対策を考える。

そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にか失敗する回数が減っていきます。

つまり、上達するために大切なのは単純に作品数を増やすことだけではなく、

「失敗する → 原因を考える → 次の作品で直す」

という繰り返しなのだと思います。

同じものばかり作るより、新しいことにも挑戦する

基本的な技術に慣れてきたら、今度は少し違う作品にも挑戦してみるのがおすすめです。

例えば、

  • ・ファスナーを付けてみる
  • ・ジャンパーホックを使ってみる
  • ・マチを付けてみる
  • ・革を染色してみる

など。

新しいことを一つ取り入れるだけでも、覚えられる技術が増えていきます。

私も財布を作るようになってからファスナーやホックを使う機会が増えましたが、最初は取り付け位置一つ決めるだけでも悩みました。

でも一度経験すると、次からは

「ああ、これは前にやったやつだ!!」

となります。

こうして少しずつ「できること」が増えていくのも、レザークラフトの面白いところです。

作る頻度も上達に影響すると思う

個人的には、作品を作る頻度もかなり重要だと思っています。

例えば月に1回しか革を触らない場合、

  • 「菱目打ちってどう持ってたっけ?」
  • 「糸の始末どうやるんだっけ?」

と、前回覚えたことを思い出すところから始まってしまうことがあります。

反対に、毎週のように革を触っていれば、前回の感覚が残っているうちに次の作品を作れます。

もちろん、仕事や家庭があれば毎日レザークラフトをするのは難しいと思います。

私自身も現在は仕事があるので、好きなだけ作れるわけではありません。

なので「毎日作らなければ上達しない」ということではありません。

30分だけ裁断する。

今日はコバだけ磨く。

そんな短い時間でも、定期的に革に触れることが上達につながると思います。

今は昔より上達しやすい

そして今は、レザークラフトを覚えるにはかなり恵まれた時代だと思います。

分からないことがあればインターネットで検索できますし、YouTubeを見れば実際の作業方法まで確認できます。

  • 「ファスナーの付け方が分からない」
  • 「コバが綺麗にならない」
  • 「菱目打ちが曲がる」

そんな悩みも検索すれば、先人たちがだいたい一度は同じところで悩んでいます。

便利な時代です(笑)

調べる → 実際にやってみる → 失敗する → また調べる

この繰り返しができる人なら、上達するスピードもかなり早いと思います。

結局、どれくらいでうまくなるの?

「○カ月続ければ絶対にうまくなる!!!」

という明確な答えはありません。

1カ月で15個作る人と、半年で3個作る人では経験する回数が全く違うからです。

そのため、レザークラフトの上達は期間よりも「何回作って、何回改善したか」で考えた方がいいと思います。

私自身も、もうすぐ1年になりますが、まだまだ失敗します。

というより、

作れるようになるほど、新しい失敗が増えます(笑)

最初は「真っすぐ縫えた!」だけで喜んでいたのに、慣れてくるとコバの仕上がりや革の厚さ、使いやすさまで気になるようになります。

でも、それは見るところが増えたということでもあります。

昔の作品を見て、

「今ならここをこうするな」

と思えるようになったのであれば、それだけでも十分上達している証拠なのではないでしょうか。

まとめ

レザークラフトは、作れば作るほど上達していく趣味です。

ただ、重要なのは単純に数を作ることではありません。

  • 作る → 失敗する → 考える → 次で改善する

この繰り返しが一番大切だと思います。

最初から完璧な作品を作る必要はありません。

私も初作品のランドセル型リュックは1カ月かけて完成させたものの、結局使いづらくて現在は使っていません(笑)

それでも、その失敗が今作っている作品に生きています。

もし今、

「なかなか上手にならないな……」

と思っている方がいたら、昔作った作品を一度見返してみてください。

今なら気になる部分がたくさん見つかるかもしれません。

でも、その「気になる部分が分かるようになった」ということ自体が、上達している証拠だと私は思います。