レザークラフトの革、最近高くなってない?
皆さんこんにちは。
仕事でてんやわんやのオペル(opel)です。
だけど祖父母の持ち家で家賃はかからないので、将来の不安は少しはまぎれたかなといった感じですw
さて、先日いつもお世話になっている革材料店のサイトを見ていたら「あれ?革の価格上がってない???」と感じました。
「私の気のせいか?最近ぼけ始めたな。はははw」と思って地元のレザークラフトのお店も見てみたのですが、やはり以前より明らかに値上がりしています。/(^o^)\ナンテコッタイ
レザークラフト店の店員さんに聞いたところ、どうやら中東情勢の影響で原皮や物流にかかるコストが上がっているらしく、それが革の価格にも反映されているようです。
なんと現在は革の価格は時価みたいな感じで常に変動しているらしいです!!
正直なところ、趣味でコツコツ革を触っているだけの身としては、「中東情勢」なんて自分の生活とは縁遠い話だと思っていました。
ですが今回調べていく中で、世界のどこかで起きていることが、巡り巡って自分の趣味にまで影響してくるのだと痛感させられました。
今回は、レザークラフトを趣味にしている立場として、この値上がりについて感じていることや調べたことを、なるべく分かりやすくお話ししたいと思います。
結論:確実に値上がりしているぅ!!

結論から言うと、ここ最近で革の仕入れ値は確実に上がっています。
私がよく使っているヌメ革も、半年前と比べると1枚あたり数百円単位で高くなっている印象です。
「そのうち落ち着くだろう」と思っていたのですが、落ち着くどころかじわじわ上がり続けている気がします。
実際にSNSを見ていても、「革が高くなった」「仕入れ値が上がって困っている」という声をちらほら見かけるようになりました。
私だけが感じている話ではなく、レザークラフトを趣味や副業にしている方たちの間でも、共通の悩みになりつつあるようです。
特にヌメ革やオイルレザーなど、植物タンニンでなめした革は原皮の調達コストの影響を受けやすいようで、他の革種に比べても値上がり幅が大きいように感じます。
なぜ中東情勢が革の値段に関係あるの?

「中東と革、関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。
私も最初はそう思っていたのですが、調べてみると理由はいくつかあるようです。
- ・原油価格の上昇による物流コストの増加
- ・紅海周辺の情勢不安による輸送ルートの混乱
- ・輸送コストが上がることで原皮や革製品全体の価格に転嫁される
- ・一部の輸送船が紅海を避けて遠回りのルートを使うようになり、輸送日数とコストが増加
直接「革そのもの」が中東で作られているわけではなくても、輸送や物流のコストが上がれば、めぐりめぐって私たちが使う革の価格にも影響してくるんですねぇ…
特に日本は革の多くを輸入に頼っているため、海外の情勢が不安定になると、どうしても価格に跳ね返ってきやすい構造になっているみたい。
牛革の原皮自体は世界各国から輸入されていますが、その輸送経路の多くが中東付近の海域を通過するため、紅海情勢の悪化は決して他人事ではないのだと知りました。
正直、趣味で革を触っているだけだと、こういう世界情勢とのつながりってあまり意識しないので、ちょっと驚きました。
普段何気なく購入している革の裏側には、世界経済の動きがしっかりとつながっているのだと、改めて実感させられる出来事でした。
実際にどれくらい値上がりしているのか
私が普段購入しているお店で比較してみると、
・ヌメ革(1デシ):以前より1〜2割程度アップ
・染料や金具類:こちらも微増
・送料:燃料費高騰の影響でこちらもじわじわ上昇
という印象。
こちらがいつもお世話になっているヌメ革タンローなのですが、今年初めから6枚セットで割引されても、1,200円程値上がりしています。
一見「1〜2割くらいなら大したことないのでは」と思うかもしれませんが、財布やキーケースなど複数の革パーツを組み合わせて作る作品の場合、この積み重ねが意外と大きな金額になります。
例えば、以前なら1,500円程度で仕入れられていた長財布用の革が、今では1,800円〜2,000円近くになっているケースもあります。
金具や糸、染料なども含めると、ひとつの作品を作るのにかかる材料費全体で見ると、数百円単位でコストが増えている計算です。
趣味で作品を作っているとはいえ、利益率がもともと高くない中で、材料費だけがじわじわ上がっていくというのは、販売者にとってなかなか頭の痛い問題です。
趣味で楽しむ分にも影響がある
「販売していないから関係ない」という方もいるかもしれませんが、趣味として楽しんでいる方にも影響はありますよ。
これまでは「この作品作るのに子の厚みの革がいるな…買っておくか。」と気軽に購入出来ていたのに、価格が上がると「今はやめておくか…」と折角の意欲が無駄になってしまいますよね。
特に、新しい革の色や質感を試したいときほど、小さいサイズでも色々な種類を揃えたくなるものですが、1枚あたりの単価が上がっていると、どうしても「本当に必要かな?」と一度立ち止まって考えるようになりました。
趣味の裾野を広げるという意味でも、この価格上昇は少し残念に感じています。
これからレザークラフトを始めようと思っている初心者の方にとっても、最初の道具や革の購入ハードルが上がってしまうのは、業界全体で見てもあまり良いことではないのかもしれません。
実際、私の周りでも「最近高くなった…」という声を聞くこともあり、趣味人口の広がりという点でも少し心配な気持ちになります。
これからどうするか

正直なところ、中東情勢がどうなるかは私にはコントロールできません。
ニュースを見ていても、すぐに解決するような話でもなさそうですし、しばらくはこの状況が続くことを前提に考えた方が良さそうです。
なので、自分にできることを考えてみました。
- ・セールやまとめ買いのタイミングを逃さない
- ・端革を無駄にしないよう使い切る工夫をする
- ・価格が上がった分、作品価格にも少しずつ反映させる
- ・複数の仕入れ先を比較して、なるべく価格を抑えられるお店を見つける
- ・本当に必要な革を見極めて、衝動買いを減らす
特に「価格に反映させる」というのは元々売れていないのに、価格アップに勇気がいりますが、材料費が上がっている以上、仕方のない部分もあるのかなと感じています。
これまで「安さ」を売りにしていた部分もあったのですが、材料費が上がっている以上、ある程度は価格に転嫁していかないと、長く続けていくこと自体が難しくなってしまいます。
また、端革の活用についても、これまで以上に意識するようになりました。
小さなカードケースやキーリングなど、端革でも作れる小物をレパートリーに加えることで、無駄なく革を使い切る工夫をしています。
まとめ
レザークラフトを楽しむ身としては、正直値上がりは痛いニュースです。
ですが、世界情勢が巡り巡って自分の趣味にまで影響してくるというのは、改めて考えるとなかなか興味深い経験でもあります。
普段意識することのない世界のニュースが、まさか自分の趣味の材料費に直結しているとは思っていなかったので、良くも悪くも視野が広がったような気がします。
これからも革の価格動向はこまめにチェックしつつ、賢く材料を仕入れながら、レザークラフトを楽しんでいきたいと思います。
値上がりは正直つらいですが、工夫次第でまだまだ楽しめる余地はあると思っています。
同じように「最近革が高くなった気がする」と感じている方がいたら、ぜひコメントで情報交換できたら嬉しいです。
これからもレザークラフトを続けていく中で、また新しい発見や気づきがあれば、ブログで共有していきたいと思います。