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初心者が購入すべき革とは?ヌメ革の種類と特徴を解説
レザークラフトを始めたばかりの人は、最初にどの革を購入すればいいのか悩むと思います。
「レザークラフトはヌメ革がおすすめ」と聞くことは多いですが、実際に革を探してみると、
- 生成りヌメ革
- タンロー
- クラフトレザー
- オイルレザー
など、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が違います。
革選びは作品の作りやすさや完成後の雰囲気にも大きく影響します。
今回は、レザークラフトでよく使用される革の種類や特徴、初心者におすすめの革の選び方について紹介します。
ヌメ革の種類と特徴|初心者が選ぶべき革は?
1. ヌメ革(素上げ・生成り)
私が初心者におすすめする革はこちらです。
生成りヌメ革とは、革の表面に色付けや強い加工をしていない、革本来の状態に近い革です。
購入した時は薄いベージュ色をしていますが、使い込むことで手の油や紫外線によって色が深まり、飴色へ変化していきます。
また、そのまま使用することもできますし、自分で染色してオリジナルの革作品を作ることもできます。
タンニン鞣しのヌメ革は、適度なハリやコシがあるものが多く、裁断や縫製、コバ処理などの基本的な作業もしやすく、初めて革を扱う人に向いています。
おすすめの生成り革はこちら↓
特徴
- 革本来の表情を楽しめる
- 最初は薄いベージュ色
- 使うほど飴色に変化する
- 傷やシミも経年変化として楽しめる
メリット
- 染色や加工がしやすい
- 革を育てる楽しみがある
- レザークラフトの基本を学びやすい
デメリット
- 水や汗によるシミができやすい
- 使用初期は傷が目立ちやすい
向いている作品
- 財布
- トラッカーウォレット
- ベルト
- キーケース
- 小物類
初めて革を購入するなら、まずは生成りヌメ革から始めると革の特徴を理解しやすいです。
2. タンロー(染色用ヌメ革)
タンローとは、タンニン鞣しをした革の中でも、染色や加工をしやすいように仕上げられた革です。
表面処理が少ないものが多く、染料が入りやすいため、自分で革を染めたい人に向いています。
革を好きな色に染めたり、刻印で模様を入れたりできるため、オリジナル作品を作りたい人にはおすすめです。
おすすめはこちら↓
特徴
- 染料が入りやすい
- 革の表情を残した仕上がりになる
- カービングや刻印にも向いている
メリット
- 好きな色に染められる
- 作品の自由度が高い
- 革加工の練習に向いている
デメリット
- 染色に失敗すると修正が難しい
- 水分や油分の影響を受けやすい
向いている作品
- 染色財布
- 革小物
- カービング作品
- オリジナルデザイン作品
生成りヌメ革とタンローはどちらも染色可能な革ですが、生成りは革本来の色を残した状態を指し、タンローは染色や加工をしやすいよう表面処理を抑えた革を指すようです。私自身も調べるまで違いを理解していませんでしたw
3. クラフトレザー
クラフトレザーという言葉は、販売店によって意味が少し異なります。
一般的には、レザークラフトで使用する革全般を指す場合が多く、特定の革の種類ではありません。
そのため購入時は「クラフトレザー」という名前だけを見るのではなく、
- タンニン鞣しか
- 染色済みか
- オイルが入っているか
- 厚みは何mmか
を確認することが大切です。
初心者向けとして販売されているクラフトレザーには、扱いやすいタンニン鞣し革が多くあります。
Amazon、楽天では販売が確認できませんでした。
ただ革専門店やヤフオクでは販売されています。
4. オイルレザー
オイルレザーは、革にオイルを多く含ませた革です。
しっとりとした手触りがあり、使い込むことで艶が出やすい特徴があります。
おすすめはこちら↓
特徴
- 柔らかく手触りが良い
- 傷が馴染みやすい
- 経年変化が楽しめる
メリット
- 普段使いしやすい
- 傷を味として楽しめる
- 手入れが比較的簡単
デメリット
- 染色には向かない場合がある
- 革によっては柔らかすぎる
向いている作品
- 財布
- バッグ
- バイク用品
- 日常使用する革小物
レザークラフト初心者が最初に選ぶなら注意したい革
もちろん、レザークラフト初心者には扱いにくい革も存在します。
その代表的なものが「クロムレザー」です。
クロムレザーとヌメ革の大きな違いは「なめし方」にあります。
動物の「皮」は、そのままでは腐敗してしまうため、加工できる「革」にするための「なめし」という工程が必要になります。
ヌメ革は植物由来のタンニンを使った「タンニン鞣し」で作られます。
一方、クロムレザーはクロム塩などの化学薬品を使用した「クロム鞣し」によって作られます。
クロム鞣しは短時間で大量生産しやすく、柔らかく耐久性のある革を作れるため、バッグや靴、衣類など幅広い革製品に使用されています。
しかし、レザークラフトで革そのものを加工する楽しみを味わいたい場合、クロムレザーは扱いが難しい場合があります。
理由は、
- 刻印やカービングがしにくい
- 染色や加工が革によって難しい
- コバ処理の仕上げが難しい場合がある
- 革の経年変化を楽しみにくいものが多い
ためです。
もちろんクロムレザーでも素晴らしい革作品は作れますが、「革を切る・磨く・染める・育てる」というレザークラフトの基本を学ぶなら、まずはヌメ革がおすすめです。
革の変化や加工による違いを感じられるため、初心者でもレザークラフトの楽しさを実感しやすい革です。
初心者におすすめの革まとめ
初めてレザークラフトをする場合は、目的によって選ぶ革が変わります。
| 目的 | おすすめ革 |
|---|---|
| 革の基本を学びたい | 生成りヌメ革 |
| 自分で染色したい | タンロー |
| 傷や経年変化を楽しみたい | オイルレザー |
| 高級感のある財布を作りたい | ブライドルレザー |
迷った場合は、まず生成りヌメ革を選ぶのがおすすめです。
革の裁断、縫製、コバ処理、染色、経年変化など、レザークラフトで重要な要素を一通り経験できます。
革選びで迷ったら、「何を作りたいか」から考えると、自分に合った革を選びやすくなります。
この記事を参考に是非レザークラフトの革探しを楽しいんでいただければと思います。